ホリゾンタルルーターテーブル

テーブルソーの拡張部分を利用してホリゾンタルルーターテーブルを作りました。ルーターを水平に保持してホゾ切りやパネルの切削等に使います。

ルーターはポータケーブルの690LRVS

トリマーは軽いので簡単に刃の出(切込み深さ)が調整できますが、ルーターは重いので微妙な切込み深さ調整がやりにくくなります。ピボット式+ウッドクランプのネジを利用して簡単に切込み深さを決められるようにしました。

RYOBIのTR-40

10mmのアクリルで幅の広いプレートをつくりコマで外から挟む構造です。

この機種はベースが傾けられるので薄い角度の面取りもできます。

ルーターテーブル

ルーターという電動工具は比較的新しい工具だと思いますが、アマチュアにはとてもありがたい工具です。単純に溝を切る以外に縁の加工、倣い加工等この工具ならではの使い方が色々あります。
手持ちで使うやり方もありますが、小さな物を作ることが多いワニ工房ではルーターテーブルで使う方が圧倒的に多いので洋書を参考に作ってみました。

25mmのMDFで作りました。当初は10mmのアクリル板で作ったプレートをはめ、マイターゲージ用に19mm幅のスロットを切っていましたがスロットが逆の方が使い勝手がよさそうなので埋めて反対側に移動しました。その際にアルミのスロットバーを入れ、プレートを市販のルータープレートに替えました。

タモ集成材とMDFをL型に組み合わせて作りました。当初、円弧状のスロットを切りピボット式としていましたが、スロットを反対側に移動した際にパラレル式に変更しました。

100円ショップのまな板で作りました(上)
見た目はチープでもちゃんと仕事してくれます。コストパフォーマンスは高いです。

スロットバーの中で開いて固定するしかけになっています

市販のルータープレート(樹脂製)に交換し、各種インサートプレートを自作しました。

手押しカンナ(ジョインター)の代わりになります。

ストッパーは欠かせません

スイッチの上にコンセントがあって使いにくいのが欠点。

フェンスにキーホールビットで穴を作り、使わない時は脚にぶら下げています。

スタンド部分はテーブルソーと同じく2”x4”のSPFで作り、抽斗を付けました。フェザーボード、各種インサート、テンプレートガイド、各種レンチ、テンプレート等入れたいものはいっぱいあるので抽斗は必須です。最初一段にしていましたが、すぐに二段に増設しました。

ルーターテーブルmk2

ルーターテーブルの改造はまず30mmのパーティクルボードでテーブルトップの下地を作りました。テーブルトップ以外は流用します。

ボール盤と丸のこ盤で使った人造大理石がテーブルトップの材質としてとても優秀であることが分かったのでここでも採用しました。

ビットの交換や高さ決めが上からできるルーターリフト(JessEm Mast-R-Lift)を導入し、米HITACHIのM12VCを装着。

テーブルトップを外から挟む形式とし、すぐ屑の溜まるスロットをなくしました。

上部の邪魔なコンセントを裏に回し、穴を埋めました。