立川　浩二

Koji Tatsukawa

1958年　岡山市に生まれる。

幼少の頃からモノ作りが好きで学習雑誌の付録の紙の東京タワーに始まり、ゴム動力の船や飛行機、プラモデル、ジグソーパズル等、何にでも手を出していた。

中3の時、自宅を建て替える際の大工さんたちの手際のいい仕事を眺めているうちに大工棟梁への憧れを持つ。
岡山大学工学部には建築学科がなかったため仕方なく土木工学科に進む。卒業後ゼネコンに勤務のかたわら木造建築への思いも捨てがたく、くすぶっていた。模型作りでは木製帆船やボトルシップといったちょっとオトナの遊びに手を出す。

1987年　メンバーを募り、実家の横に木造在来工法による音楽室「創楽堂」(平屋建て床面積約40平米)を建設。これが予想以上におもしろく、模型と実物の本質的な違いを思い知ることになり、ログハウスへの思いが膨らむ。

1989年-1996年　プロジェクトチームを立ち上げ、蒜山高原に木造丸太組み工法のログハウス「どんぐり館」(一部ロフト付き床面積約60平米)を建設。家具や建具を自作するうちに木工にハマッていく。

2004年　自宅(借家)の庭にパネル工法によるキットのドームハウス「ワニ工房」(床面積９.9平米)を建設。木のおもちゃ、子どもイス等無垢の木にこだわった小物の製作を始める。

2004年-2005年　ピーセン・ピースの自宅ログハウスを建設、ワニ工房移転。

2023年　定年を機に矢掛町の古民家を入手し、リノベーションを開始。　

2024年　紆余曲折を経て工房付きギャラリー&カフェ「ワニ工房」をオープン。