マレット1号
マレット(木槌)は比較的簡単に作れます。市販品を買って、柄がグラグラするのを直しながら使うくらいなら自分の目的に合ったものを新しく作った方が余程気分よく作業ができると思います。
柄と頭は楔止め
とりあえずタモ集成材を材料にシンプルなデザインで作ってみましたが、少し重すぎました。
マレット2号の頭
タモ集成材を3枚合わせ。板厚の組み合わせで大きさが決まります。
同柄
柄もタモ集成材の端材を4枚張り合わせました。厚さは頭の真ん中の材と同じです。
私は鑿の跡が残るくらいに仕上げ、ツルツルにしすぎないのが好みです。
マレット2号完成
頭の上部を丸くし、打撃面に角度がついたよくある形にしてみました。
頭から
頭のRは26cmにしてみました。
倒立
丸く見えますが3cmほど平らな面を残しているのでピタッと立ちます。
2号(左)と1号
少ししか違わないように見えますが持ってみると全然違います。
頭を少し軽く柄を太くしてとてもバランスがよくなりました。
3号
シナ合板で卓球のラケットのようなのを作り、それにブナの頭とウォールナットの柄を張り合わせました。
バイスではさんで張り合わせます。
打撃面
上面
柄を思い切って短くしています。
1号から3号まで
納得できるものができたのでワニ工房の焼印を入れました。